除光液は爪を白くしてしまうことがある
ネイルを落とす際には除光液を使用するというのが一般的な認識です。
除光液にもさまざまな種類があるので爪に優しいものを選んでいきましょう。
成分の強いものを使ってしまうと自分の爪をどんどん弱くしてしまうことがあります。
除光液にはアセトンという成分が含まれており、この成分が爪の表面に浸透すると角質部分が白く変色してしまうことがあります。
また、除光液を使ってポリッシュを落とした後、水洗いなどをせずそのまま放置するとさらに爪が白くなってしまうことが増えるので、必ず洗い流しましょう。
近年では除光液のツンとする臭いを抑えている商品などがあるので、そういったものを選ぶようにすると爪が白くなってしまうということも防いでくれます。
除光液を使用する際には換気のよい状態にして、必ず窓を開けるなど空気の入れ替えを行うことも大切になります。
密室の中で除光液を使用すると強い匂いで気分が悪くなってしまうこともあるので気をつけましょう。
特に小さなお子様やペットのいるご家庭の場合は、除光液を使用する際に十分な換気をしておかないと、赤ちゃんやペットにも悪影響を与えてしまいます。
アセトンフリーなら肌にも爪にも優しい
前述したように除光液を使って爪が白くなってしまうのは、除光液に含まれている成分によるものです。
その成分はアセトンというものですが、近年ではこのアセトンを使用しない除光液も次々に出てきました。
アセトンフリーのタイプなら爪に優しいだけではなく、お肌にも刺激を与えにくいので肌あれなども予防することができるでしょう。
アセトンが使用されている除光液を使うと甘皮をはじめとして、爪の周りの皮膚が炎症を起こしてしまうこともあります。
特に敏感肌に悩んでいる方や、その他肌荒れを防いでお肌を綺麗に保ちたい方は、アセトンフリータイプを選んでください。
100円ショップなどでもこのタイプが販売されているので、常備しておくと良いでしょう。
皮膚に付着したら必ず洗い流すこと
除光液を使うときには爪の周りの肌に付着してしまうことも多いです。
しかし付着した状態のままにすると肌荒れの原因になりますので、除光液を使った後は必ず洗い流してください。
石鹸などで十分に洗い流したあと、できればハンドクリームを塗って保護してあげると良いです。
目には見えなくても除光液に含まれている成分がお肌の炎症を引き起こしてしまうため、しっかり保護してあげましょう。
ささくれができていると除光液の成分が強い刺激となって、飛び上がるほど痛い思いをすることもあります。
そのため、ささくれが出来ている時には予めセロハンテープなどを使ってささくれている部分を守ってから除光液を使用すると良いでしょう。
できるだけ肌に優しいものを選ぶことによって爪にも同じく優しい働きがあるので、単純にポリッシュを落とすことだけでなく爪や爪の周りの肌を痛めないことも意識しましょう。